オープンダイアローグで使われる「リフレクティング・ワーク」

 

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オープンダイアローグで使われている

 

「リフレクティング・ワーク」

 

 

リフレクティングのデモンストレーション動画(アニメ)

 

 

 【開始前のお願いごと】

・お互いに安心して対話ができる環境づくりのため、見学参加はできかねます。また、お互いに顔を出して行っております。

(ご事情によりビデオオフでの参加希望の際は、チャットや口頭にて、ファシリテーターに  その背景を教えていただけますと助かります。)

・お名前は今日ここで呼ばれたい名前にご変更下さい。

※名前の変更の仕方の案内が必要な場合

 

・パソコン:ZOOM画面上で、自分の映っている部分を右クリックすると「名前の変更」ができます。

 

・スマホ:画面下の「参加者」から自分の名前をタップして「名前の変更」を選択。

 

・ファシリテーターが説明している際は、画面を消して、音をミュートにしてリラックスしてお聴きください。

 

 

【グループワークの目的】

お互いに場の安心をつくりながら、対話を通して、自分や周りに安心を感じられることを目的におこなっております。

 

 

【時間の使い方】

①グループワークの説明が18分

お願い、対話を促進するご提案、グループワークの説明   

 

②グループワークの時間が72分

 1・自己紹介 5分 ※1人1分にて 

 今の気分体調、参加するにあたって不安なこと、今日の出来事、何か共有したいこと、話す順番の希望など

 2・グループワーク 68分

 5分➡4分➡5分➡4分➡3分(合計21分×3回)63分 

 

③最後の振り返りの時間が10分

※10名以上の時は、2つのグループにランダムに分かれて振り返りを実施

 

【お願いごと】

・グループワーク内でお聴きになった話の内容は、この場に閉じて、他言しないようにお願いします。

・ご自身や他人に対する暴力的な発言は、聴き手の安全性を保つ上でお控えいただくようお願いいたします。

・お互いに安心をつくりながら、対話をする場です。一方的に自分の言いたいことを言う場ではないのでご注意下さい。

 

 

【対話を促進するためのご提案】

 

①相手と自分を尊重し、対等な関係を意識する

 

②お互いに「安全」を意識して対話をする

 

③落ち着いて聴き、ゆっくり話してみる

 

④自分に正直な在り方で対話の場に身を置く

 

⑤臆測を避け、話し手の言葉を新鮮に聴く

 

⑥自分の気持ちを「おぼんにのせる」ように伝える

 

⑦相手の反応の仕方や伝え方の特徴に気づき、「おぼんにのせる」ように相手の話を聴く

 

(この7項目は、実際に対話の場に参加している皆様の声をまとめて作ったものです。)

 

 

【グループワークでの役割の説明】

◆話し手の役割

・話したいことを自由にお話しください。

・ご自身でも時間を計りながらお話しください。

 

 

◆聴き手の役割

①話し手に、話したいことを自由に話してもらう声掛けを行う。

 例えば、「今日はどんなお話をしたいですか?」「この時間で何をお話しになりたいですか?」などです。

 

②リフレクティングを始める前に、話し手に許可を得る。

例えば「お聞きした話に関して、我々で話をしてみたいので、画面を消して聞いて頂いても宜しいですか?」などです。

 

③リフレクティングの時に、お互いに話すスペースを作る。

例えば、「話をお聴きになっていかがですか?」などです。

 

④リフレクティングが終わったら、話し手に感じたことや言いたいことがあるか確認する。

例えば、「リフレクティングを聴かれて感じたことや、言葉にしたいことがありましたらお話し頂けますか?」などです。

 

◆リフレクティングに入る方の役割

①聴いている時は、画面と音を消して、ただただお聞きください。

 

②「チャット」や「リアクションボタン」で時間管理のサポートをお願いします。

例えば、チャットで「あと30秒です!」など

 

③リフレクティングの時は、画面をつけて感想をお話しください。

 

 

【リフレクティングの説明】

リフレクティングとは、話し手の話を聞いた聴き手2名が、

その内容に関して、自分の考えや感情を、話し手の前で話し合うことです。

話し手に透明性を示すとともに、話し手の内的対話を促進します。

 

※複数の話し手がいる場合は、そこでの関係性についてもリフレクティング

 

 

【具体的なリフレクティングの仕方の説明】

ただただ話を聴く中で、

自分の中に浮かんできた「感情、身体感覚、印象、考え」などを、

話し手の言葉に結びつけながら、お話しください。

 

 

【グループワークの時間】

・まずお互いの自己紹介をしてから、22分づつの持ち時間の中で、3名の参加者の方が交代でお話し下さい。

・話す順番は呼ばれたい名前のあいうえお順をご提案致します。

・初めてのご参加の方がいる場合は、最初に「話す役」をやって頂くのがいいかと思います。

 

①話す時間5分 ②リフレクティング4分 ③話す時間5分 

④リフレクティング4分 ⑤振り返りの感想3分(合計21分×3回)

※ブレイクアウトルームの設定は72分です。

 

 

【振り返りのチェックポイント】

①「グループワークの雰囲気は安心できるものでしたか?」 

②「価値観の押し付けなどのモノローグに耐えることがあったと感じましたか?」

③「リフレクティングはあなたにとってどんな影響がありましたか?」

④「グループワークの後味はどのようなものですか?」

 

 

【最後のふりかえり】

今日のこの場がどんな場だったかの振り返りを行います。順番に振り返りの感想をお聞きして終わりにしたいと思います。

(ご参加の方が10名を超える場合は、ランダムに2つのグループに分かれて実施致します。)

 

また、グループワークの中で、否定された、評価されたなどの価値観の押し付けを感じた方は、そのお気持ちをこの場において頂くことをご提案いたします。

こちらにお気持ちを言葉にしてご記入できるフォームもご用意しております。

 

https://forms.gle/6zVozizoZMwqGCU38

 

 

準備して頂くもの

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・こちらの資料を手元にご用意頂けると参加しやすくなると思います。

・グループワークの際に、時間を計りますので、タイマー機能のあるものをご用意下さい。

 ※スマホでご参加の場合は、スマホ以外の時間を計れるものをご用意ください。

・リラックスして参加して頂きたいので、どうぞ飲み物や食べ物をご用意してご参加下さい!

 

 

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