オープンダイアローグの『ロールプレイ体験』
●サービス内容 ●オープンダイアローグとは ●ご費用とお申込み方法 ●ご利用までの流れ ●対話のプラクティショナーのご紹介 ●よくあるご質問 ●参加者の声
2024年12月開催の「オープンダイアローグのロールプレイ体験」のお申込みはこちらから
『オープンダイアローグのロールプレイが気軽に体験できる学びのグループワーク』
実際のODのように、複数のクライアントが参加する中で、対話を促進していきます。
ひきこもりや不登校、会社の悩み、家族の悩みなどいくつかの設定をご用意しております。
初体験で参加してみたり、自己研鑽の場としてご活用下さい。
是非、一緒にやってみましょう!
4週に渡って実施し、専門家チーム(対話性を促進する側)を体験したり、ネットワークメンバー(当事者とその家族、支援者など)を体験することができます。
ご参加お待ちしております!
ご要望に応じて開催をする場合もございますので、開催ご希望の方は是非、お気軽にご連絡下さい。
※ ご自身でこんな設定のロールプレイがしてみたいというご提案もして頂けます。
※このページでの「専門家」とは、「対話を促進する人、対話を続ける姿勢のある人」というニュアンスです。
※ODNJPの「対話の実践ガイドライン」に基づいて実施しております。
※定期的に「未来語りのダイアローグ」のロールプレイ体験も実施しております。
【開催日時】
毎週土曜日の夜20:00~21:40(100分)にて、4回シリーズでオンラインのZoomを使って開催致します。※詳しい日にちはPeatixのページにてお知らせしております。
【募集人数】
5名 ※スタッフは1名参加します。
※参加者が2名以上で開催致します。
サービス内容
【グループワークの内容】
1回目:「オープンダイアローグのロールプレイ」に関する対話とロールプレイの準備
2回目:オープンダイアローグのロールプレイの体験
3回目:オープンダイアローグのロールプレイの体験
4回目:オープンダイアローグのロールプレイの体験
【第1回目の流れ】(時間 合計100分)
1・自己紹介 10分
(ここで呼ばれたい名前、今の気分体調、参加した理由、この場に期待することなど)
2・ガイダンス 20分(ロールプレイの進め方のご説明)
※パワーポイントを使って、対話を促進するファシリテーター(セラピスト)役をやる際の、心構え、導入、中盤の進め方、リフレクティング、終わり方などをご案内しております。
3・「対話的な質疑応答」30分
※リフレクティング形式で、参加者の方が2名でペアになって話し、ファシリテーター2名で応答します。5分づつを目安に、交互に行っていきます。
4・「役割と順番、設定を決める。」30分 ※各10分づつ
5・「振り返り」10分
(この場、この時間を振り返っての感想をお願い致します。)
【2,3,4回目の流れ】(時間 合計100分)
1・自己紹介 10分
(ここで呼ばれたい名前、今の気分体調、最近のできごと、この場に期待することなど)
2・当事者とその家族などのネットワークメンバーで設定の確認 15分
(ブレイクアウトルームに分かれて実施)
3・ロールプレイの実施 45~50分
4・ネットワークメンバーでのリフレクティング9~12分、専門家チームでのリフレクティング6分 合計20分(※振り返りのチェックリストを参考に振り返って頂くことをご提案致します。)
5・一人づつの振り返り 10分
(この場、この時間を振り返っての感想をお願い致します。)
【グループワークの実施の仕方】
対話の実践ガイドラインの「4 さあ、対話をはじめよう」を参考に実施致します。あくまでも練習なのでケースの設定は難しすぎないよう行います。ロールプレイのリアリティに関しても、専門家チームを担当する方のニーズに合わせて実施致します。
進行で行き詰ったり、わからなくなってしまった場合は、「タイムアウト」して、質問や相談をすることもできます。または、「リフレクティング」をうまく使って状況を改善していくこともできます。
3回のロールプレイをやるなかで、1回専門家チームを経験して頂けます。残り2回は、ネットワークメンバーかオブザーバー役を経験して頂けます。
【こんな方にお薦めです】
試しに「オープンダイアローグ」を体験してみたい方、自分の聴き方、リフレクティングの仕方の練習がしたい方、フィードバックがもらいたい方。
【期待される効果】
・オープンダイアローグを試しに体験することができる。
・オープンダイアローグの実践的な体験ができる。
・自分の聴き方、応答の仕方、リフレクティングの仕方を研鑽できる。
オープンダイアローグとは
オープンダイアローグは、フィンランドで生まれた対話の手法、態度、文化です。医療現場などで活用されています。心配事のある方やその家族から依頼があると、対話性を促進する専門家が2名が呼ばれて、心配事のある方を中心に対話の場が設けられます。円になって関係者が集まり、聞くと話すが明確に分けられた空間の中で、様々な視点や気持ちが尊重され続ける対話が行われます。心配事がある方が落ち着くまで対話の場を設け続けます。他に、教育、福祉現場で活用されている「早期ダイアローグ」「未来語りのダイアローグ」という兄弟のダイアローグもあります。
ODの実践ガイドラインはこちら(オープンダイアローグの7つの原則、対話実践の12の基本要素など)
アメリカのオープンダイアローグにおける対話実践の基本要素 -よき実践のための基準-
ご費用とお申込み方法
【100分】 1名でご利用
4回セット:10,000円 (2,500円(税込)×4回)
ご利用までの流れ
①サービスのご購入
・リンク先のPeatixからサービスチケットをご購入下さい。
②事前のアンケートにお応え
・Peatix申し込みの際に、アンケートにお応えください。グループワークに期待されていることや、配慮してほしいことなどをお聞きしております。
③オンライン(ZOOM)にてサービスをご利用下さい。
・ご参加前にお送りしますご案内メールにZOOMのURLとパスワードをご案内致します。
対話のプラクティショナーのご紹介
・対話のプラクショナー(実践者)の紹介はこちらのページをご覧ください。
よくあるご質問
Q:どれくらいの経験があるとロールプレイに参加できますか?
A:対話の実践ガイドラインにある「リスニング・ワーク」や「リフレクティング・ワーク」を何度か経験されていると「ロールプレイ」に、少し余裕をもって参加できるのではないかと思っております。
Q:どうしてもコンディションが悪くお休みしたい場合はどうすればいいですか?
A:お休みの場合は、事前にご連絡頂けますと助かります。返金はできかねますのでご了承頂ければと思います。
Q:グループで参加することはできますか?
A:グループでご参加すること、おできになります。サービスをご購入の際にまとめて人数分をご購入下さい。
参加者の声
専門家チーム役を実際にやってみると、思った以上に緊張しました。極力、コントロールという名の鎧を脱ぎ捨て、手法という武器を持たずに、ネットワークメンバーと対等な立場で、その場その場で対話的な場を作っていくのが難しかったです。ややもすると、普通のおしゃべりになってしまうところをそれとなく対話的な空間にしていくのは、ある種のせめぎ合いを感じました。特に初回は、ネットワークメンバーも何が起こるのか不安だし、モノローグ的な発言が出やすいと思うので、難しいと感じました。とてもいい気づきと勉強の場になりました。
初めてロールプレイを体験させていただきました。
初回は、役に入り込み過ぎてロールプレイ自体を破綻させないようにとの思いが強すぎたのか、丸く治めようとしてしまった感じがありました。
その反省を踏まえ、回を重ねた結果、最後の回では『不確実性に耐える』という体感があり、とても貴重な時間になったと感じました。
また、役になりきろうとする自分と、その役がどういう心境の変化を辿るのかを冷静に観察するもう1人の自分。
この2つの自分を同時に存在させながらロールプレイに臨むと、振り返りの時に多くの気付きを得られるようにも感じました。
今回はネットワークメンバーの役だったので、その他の役もやってみたいと思いました。
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