お知らせ

2026-01-08 11:38:00

2026年 今年の抱負~安心の対話を、日常の風景に~りすにんぐファーム代表戸田周公(なりたか、なりさん)

2026年を迎え、改めて私の活動や大切にしている想いについて、少しこの場に置かせていただきます。あくまで私個人の体験から見えている景色を、今現在の仮の視点として置きたいと思います。
【今の私と、大切にしていること】
私は現在、スクールカウンセラー(小学校6校、中学校3校、高校3校)およびスクールソーシャルワーカーとして、多くの学校現場で児童生徒の皆さん、保護者の皆さん、先生方と多くの時間を共に過ごしています。
私の支援の根っこにあるのは、「オープンダイアローグ(開かれた対話)」と「ポリヴェーガル理論(神経系の安心)」という考え方のようです。
難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、シンプルに言えば「心と体が『安心』を感じられる場で、言葉を交わすこと」を何よりも大切にしています。
【心の拠り所「りすにんぐファーム」について】
学校などの組織に属する一方で、私は「りすにんぐファーム」という団体で活動しています。ここは私にとって、既存の社会のしがらみから少し離れて作った「新しい村」のような場所です。
現代の社会や組織(家庭や学校や会社など)では、どうしても「不安」や「イライラ」が連鎖しやすく、誰もが知らず知らずのうちに心をすり減らしてしまいがちです。
だからこそ、私はそこから一歩離れ、最初から対話の温かさが循環している場所を作りたいと思いました。
ここでは、「対話の温泉」と呼んでいるグループワークを行っています。
週に数回、この温泉につかるように対話を重ねることで、私自身も「今日も幸せだったな」と感じられる心の余裕(主観的幸福度)を保つことができています。
【2025年を振り返って ~感謝と気づき~】
昨年(2025年)は、私にとって2〜3年分が凝縮されたような、非常に濃密な一年でした。
ありがたいことに、スクールカウンセラーの業務内外を合わせ、計58回もの授業や研修の機会をいただきました。
これらを通して感じたのは、現代においては「お互いの『安全』を取り戻すこと」が急務だということです。
自分が満たされていて、初めて人にも優しさを手渡せる——私はこれを「おすそ分け理論」と呼んでいます。りすにんぐファームで培った「安心」や「余裕」を、学校や地域の皆さまへ「おすそ分け」していく。それが私の役割だと実感した一年でした。
【2026年の願い ~対話を「日常」へ~】
2026年は、この「対話」という営みを、特別なイベントではなく、もっと「地域や暮らしの日常」にしていきたいと願っています。
様々な地域の団体様と手を携えながら、家庭、学校、職場といったコミュニティに、「安心できる対話の文化」を広げていく活動に力を入れていきます。
また私自身も、支援する側としてだけでなく、ひとりの人間として「話し手」になり、対話の場に身を委ねる時間を大切にしたいと思っています。
皆さまの日常に、温かい対話の温泉が湧き出るような、そんな社会を一緒につくりたいです。
りすにんぐファーム代表
戸田周公