お知らせ
2021-03-06 23:40:00
お互いにただただお話を聴く会 3月16日
「オープンダイアローグ」の「対話実践のガイドライン」の「リスニングワーク」を参考にしています。聴くことと話すことを明確に分けた安心できる枠組みで、お話をしたり聴いたりします。日々の心のトーリトメントにご活用下さい!参加費は無料です。
☆お申込みはこちらから
https://forms.gle/PRMTJRyyn5kYrYph8
招待URLと、当日に直前の招待メールをお送りしております。
お互いにただただお話を聴く会
~オープンダイアローグを参考に~
2021年0303改定版
【時間の使い方】
時間 20:00~21:30 合計90分
1・ガイダンス①(主旨説明、オンラインでのご注意点等) 3分
2・お互いの自己紹介 10分
3・ガイダンス②(対話を進める上でのお願いとご提案) 5分
4・グループワークの実施 60分(20分×3回)
5・振り返り 10分(人数が多い時はグループ内で、今日の感想)
6・終わりのご挨拶 2分
1・ガイダンス① 3分
◇主旨
対話の枠組みを活用し、聴くことと話すことをしっかり分けながら、相手の話を聴いたり、自分の話を聴いてもらえている感覚を体験して頂きます。
◇オンラインでのご注意点
・このグループワークで呼ばれたい名前をご登録下さい!
①事前に、Zoomのアカウントを作り、マイプロフィールの名前をグループワークで呼ばれたい名前にご変更下さい。
②参加後すぐに変更も可能です。
・パソコン:ZOOM画面上で、右クリックすると「名前の変更」ができます。
・スマホ:画面下の「参加者」から自分の名前をタップして「名前の変更」を選択。
・同じ場所で複数の媒体で参加した場合、ハウリング(キーンという音の発生)が起こる場合があります。その際は、ヘッドセットで参加して頂くか、離れた場所で参加して頂くか、音量を下げて頂ければと思います。
・最初は、ファシリテーターからの説明となりますので、消音にしてお聞き頂ければと思います。
2・自己紹介 10分
お一人づつ自己紹介をして頂ければと思います。他の方は興味を持って、うなずきながら聴いて頂くのがいいのではないかと私は思います。お一人1分くらい。
『今日呼ばれたい名前。及び、どこから参加しているか。今の気分・体調。この場に期待すること。最近の出来事。…』などから自己開示して頂ける範囲でお話し下さい。
3・ガイダンス② 10分
【参考にするオープンダイアローグ(開かれた対話)とは】
フィンランドで生まれた対話の手法・態度です。心配事のある方やその家族から依頼があると、セラピスト2名が呼ばれて、心配事のある方を中心に対話の場が設けられます。円になって関係者が集まり、聞くと話すが明確に分けられた空間の中で、様々な視点や気持ちが尊重され続ける対話が行われます。心配事がある方が落ち着くまで対話の場を設け続けます。今回は、オープンダイアローグの実践ガイドラインの中の「リスニングワーク」を参考にしたグループワークを行います。
【お守り頂きたいこと】
この後のグループワーク内でお聴きになった内容は、この場に閉じて頂き、他言しないようにお願いいたします。
【グループワークでの対話を促進するためのご提案】
①聴くことと話すことを明確に分ける。
ご提案:話す役、聞き役を明確に分けて、グループワークを実施するのはいかがでしょうか。
②聴くことを大切にする
ただただ相手の話に耳を傾ける。
ご提案:オンラインでも興味を持って聴いていることが相手に伝わるように、「うなずき」「相づち」「表情でのリアクション」「微笑を意識」などはいかがでしょうか?
③応答と質問
基本的にはただただ話を聴きますが、たまに「相手が話した言葉をそのまま伝え返してみるのはいかがでしょうか?
提案:印象に残った言葉を、相手が使った言葉で繰り返えしたり、さらに、質問してみるのはいかがでしょうか?
例)「○○なのですね。○○についてもっと具体的に聞いてみたいと思いました。」「○○というふうにおっしったと思いますが、もう少しそのことについて伺ってもよろしいですか?」
4・グループワークの実施 約60分 ※20:18頃から
・3人一組になってブレイクアウトルームに分かれます。
・話す役1名、聴き役2名の順番を決めます。
・話す役の方は、20分、いまここではなしてもいいなと思うことをお話し下さい。
・聞き役の方が、「今、ここでお話になりたいことはなんですか?」という開かれた質問をするところからお始め下さい。
・聞き役の方は、基本的にはただただお聴きください。
・聞き役の方が時間の管理をして頂けますと助かります。1分前に合図を送って下さい。
5・振り返り 10分
今日のこの場がどんな場だったか、お一人1分づつ感想を言って終わりです。
※人数が多い場合は、ブレイクアウトルームにわかれます。
6・終わりのご挨拶 2分
どうもお疲れ様でございます。
この資料の著作:りすにんぐファーム合同会社 戸田周公
※りすにんぐファームは、「対話のある人間関係を広げて、深める」をミッションに、対話的なプロセスを大切にしながら、サービスの提供、組織づくり、働く場作りができればと思っております。
【参考文献】
「オープンダイアローグ」ヤーコ・セイックラ、トム・アーンキル 日本評論社 2016年
「オープンダイアローグにおける対話実践の基本要素-よき実践のための基準-」Mary Olson 博士(マサチューセッツ・メディカルスクール大学、アメリカ) Jaako Seikkula 博士(ユヴァスキュラ大学、フィンランド) Douglas Ziedonis 医学士 公衆衛生学修士(マサチューセッツ・メディカルスクール大学)ホームページ
「オープンダイアローグ 対話実践のガイドライン」 オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン ホームページ
「開かれた対話と未来」ヤーコ・セイックラ、トム・アーンキル 監訳:斎藤環 医学書院 2019年
「ダイアローグ文化の醸成を目指して ダイアローグ集中研修会」資料 白木 孝二 2019年
「オープンダイアローグ・トレーニング基礎コース」での講師(ミアさん、カリさん)の言葉